そんな言い回し教科書でしか使わないよ…

日々の勉強
UnsplashBrooke Cagleが撮影した写真

ワタクシ、けっこう昔にフランス語を勉強していた時期がございます。当時ネットで言語交換仲間を見つけたんですが、ワタクシはあっという間に挫折しました。相手のフランス人はその後も日本語の勉強をしていて、今では日常会話のチャットなら漢字も使ってやり取りできます。

その友人とちょっと前にチャット(日本語)でやり取りしていたんです。たまに『あれ?』とか『ちょと違うけど、まあ意味は通じるし…』と思うことは何回があったんですが、ある時『え?何、その単語?』と感じた単語を相手が使ってたんです。

ネットで調べてみたらウィキペディアには載ってたんですよ。でも大辞林には載ってないし、周りの友人知人10人くらに聞いても「それ、聞いたことない」って全員が言ったんです。ウィキペディアのページにも、もともは外国語でそれを機械翻訳しかた、人がざっくりと翻訳した可能性がありますというような注意書きが出てたんです。

後で相手に詳しく聞いてみたら、もともとフランス語にそういう単語というか言い回しがあって、それに対応する日本語がわからなかったからウィキペディアから言語選択で日本語のページに飛んだ…みたいなことを書いてました。

そのような体験がありまして、ふと思ったんです。その時期、『もっと語彙力を増やさなきゃ!』とワタクシは頑張っていましたが、『そうでもないのかも…?』と思い始めたんですよ。

Kazu Language のカズマさんも、最低限の動詞で言いまわせるようにすると会話ができるようになる、みたいなことを言ってたと思うんですが、確かに実践重視の人たちって最初は少ない語彙数でなんとかやってますよね?

あと、日本語を学んでいる海外の人と話したりチャットしたりすると、教科書でしか出てこないような言い回しで言ってたりしますよね?日本語ネイティブ同士の日常会話と比べて。ってことは、ちょっと難しい単語だったり言い方って、各言語のネイティブたちは日常生活ではそんなに使ってないってことですよね? もちろん語彙数が多いに越したことはないですが。

それ以降、ワタクシは比較的簡単な言い回しをスムーズに言える(使える)ようにする学習方法に切り替えることにしました。単語を覚えるのも、全く新しい単語ではなく動詞句とか慣用句を覚えるよう方向転換しました。

全く新しい単語を覚えるより、こういうの↓を覚えた方がいい希ガス。

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